本研究科 電気電子工学コースでは、10月28日(火)12:50~14:20に、学部の2年次生から大学院生を対象とした電気回路・電子回路の講義の一環として、電子情報技術産業協会(JEITA)半導体部会・政策提言TF主査の三井 豊興 氏、およびキオクシア岩手の齋藤 秀一 氏をお招きし、「日本の半導体産業の動向」についての出前授業(キャリア講演会)を実施しました。

開催レポート

多くの学生が熱心にメモを取り、日本の半導体産業が直面する課題や、国策としての重要性、そして具体的な企業の取り組みについて、最近の動向をしっかりと把握しようとする意欲がうかがえました。

講演内容は、学生たちが講義で学んでいる電気回路や電子回路の知識が、現実の産業でどのように活用され、また今後のイノベーションに繋がるのかを具体的に示すものであり、今後の学習意欲を大いに刺激するものとなりました。

座学だけでは得難い生きた情報と産業のダイナミズムを理解する貴重な機会となりました。特に、国際的な動向を踏まえた日本の半導体産業の現状と将来性について、深く、かつ具体的に認識できたことは、学生たちの専門分野への理解深化と将来の進路選択に大きく貢献するものと考えられます。

【講義の様子】