令和5年4月、理工学部に新たに加わった教員を紹介します

附属クロスオーバー教育創成センター:相澤 正隆 助教

 はじめまして。データサイエンスを担当する教員として本学に着任いたしました相澤正隆と申します。
歴史ある秋田大学で、教育・研究に携われることを光栄に思います。

 私はこれまで、火山岩の化学組成データを解析することで、もととなったマグマがどのようにしてで
きたかを調べてきました。マグマの生成や冷却の過程でいくつもの化学成分が連動して変化するため、
重回帰分析などの統計解析を行って検討しています。最近は、考古学試料の形状や化学組成のクラスタ
リングを行い、当時の状況を推測する研究や、洋上にあって直接測定が難しい台風の強度予測の精度を
向上させるために、データ駆動型手法を取り入れた研究などにも取り組んでいます。

 秋田大学では、様々なデータサイエンス手法を広く活用する教育・研究を行いたいと考えています。
どうぞよろしくお願いします。

 

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※相澤先生は数理科学コースの協力教員です。