材料理工学コースの学生4名が日本鋳造工学会主催の2024年度学生鋳物コンテストで「優秀賞」を受賞しました。

　令和6年8月から12月にかけて行われた2024年度（第7回）学生鋳物コンテスト（公益社団法人日本鋳造工学会主催）において、本学部材料理工学コースの帆刈隆仁さん（チーム代表）、小野晃輝さん、本研究科材料理工学コースの堀部源さん、田宮温さんの4名によるチームが優秀賞を受賞しました。

　鋳造はものづくりに欠かせない基盤技術の一つです。2024年度鋳物コンテストは、大学・大学院・高専生を対象とし、鋳造方案（溶融金属の流路など）の設計やコンピュータシミュレーションによる品質予測などを実際に体験できる貴重な機会として開催されました。本コンテストでは、課題として与えられた製品形状に対して、最適と考えられる鋳造方案を各チームが提案し、その鋳造方案を用いて実際に作製したアルミニウム合金製の鋳物の出来映えや生産効率などが評価されます。僅差により惜しくも秋田大学チームの2年連続の最優秀賞受賞は叶いませんでしたが、今回の受賞により、秋田大学が鋳物コンテストにおける強豪校の1つとして名を馳せることとなりました。

　表彰式は、令和7年5月24日（土）午後、日本鋳造工学会第185回全国講演大会において、大同大学とオンラインのハイブリッド式で行われました。