本研究科 生命科学コース 博士前期課程学生 佐々木 優美 氏（2021年修了）と涌井 秀樹 教授、および医学研究科の郭 永梅 助教、鵜生川 久美 講師、髙橋 直人 教授との共同研究により、細菌感染時の好中球増加症の機序の一端が明らかになりました。この成果をまとめた学術論文が、米国免疫学会のThe Journal of Immunology誌（2020年インパクトファクター 5.422）に掲載されました。免疫学分野で権威ある学術雑誌のひとつです。

　掲載論文の詳細は以下の通りです。

IL-6 Generated from Human Hematopoietic Stem and Progenitor Cells through TLR4 Signaling Promotes Emergency Granulopoiesis by Regulating Transcription Factor Expression.

Yumi Sasaki, Yong-Mei Guo, Tatsufumi Goto, Kumi Ubukawa, Ken Asanuma, Isuzu Kobayashi, Kenichi Sawada, Hideki Wakui, and Naoto Takahashi.

The Journal of Immunology, 207 (4), 1078-1086 (2021).

(https://www.jimmunol.org/content/207/4/1078)