秋田大学理工学部は, 7月 21 日(木),「テクノキャリアゼミ」の一環として,冒険家で秋田大学OBの阿部雅龍氏による講演を行いました。

 

阿部氏は,現在,“夢を追う男”冒険家として,約100年前に日本人で初めて南極を探検した白瀬中尉の最終到達点「大和雪原」を経由して,南極点まで単独踏破することを目指し,活動を続けています。

 

講演の中では,これまでに達成した自転車での南米大陸縦断やアマゾン川いかだ下り,カナダ北極圏・グリーンランドの単独踏破などの冒険についても紹介がありました。また,阿部氏から,キャリアデザインや夢の達成について「どんな大人になりたいか,ロールモデルを見つけたり,具体的な目標を設定しないと近づけない」といったお話がありました。「どんな大人になりたい?」「どんな生き方をしたい?」といったメッセージ性のあるスライドが表示されるたび,聴講していた学生たちが話に引き込まれていく様子が伝わってきました。

 

※テクノキャリアゼミ

対  象:理工学部 1 年次学生

開講時期:前期授業 4 月~7 月(全 16 回)※阿部氏はこのうちの一回で講演。

内  容:理工学部 1 年次の学生を対象とした人材育成に関する取組み。

     社会の第一線で活躍する方を講師として招聘しこれまでの社会人経験や社会を担う自負心,
     いま必要とされる人材像に関して講演していただく。

目  的:社会で必要とされる人材像を自覚させ,4 年間の大学生活に臨む意識改革を行う。