去る 6 月21 日,平成27年度工学資源学研究科学術支援基金研究費採択者による報告会が,理工学部1号館第一会議室で行われました。

 

本支援基金事業は,工学資源学部創立100周年記念会から受け入れた奨学寄付金を基に,研究科における学術支援事業の促進と,研究者育成のために行っております。

 

昨年度は,物質科学専攻の芳賀一寿助教と,システムデザイン工学専攻の趙旭助教が,受賞論文等で特に優れていると認められる若手教員として認められ,研究費援助を受けました。2名の研究テーマについては以下のとおりで,本報告会では,研究費援助により充実した研究を行えた謝辞と,これからの展望についてもお話がありました。

 

 ○研究テーマ「焙焼法を用いたヒ素・アンチモン含有銅鉱石の処理技術の開発」
  物質科学専攻 芳賀 一寿 助教

 ○研究テーマ「高密度電流下二元共晶系合金の原子拡散機構の解明」
  システムデザイン工学専攻 趙 旭 助教