去る 5 月 13 日，理工学部通信教育講座の修了式が同大手形キャンパスにて行われました。本講座は，全国各地の 20 代から 70 代の幅広い世代が受講しており，昭和 23 年に開講以来，約 1,800 名の修了生を輩出しているものです。

今年度は40名が修了を迎え，そのうち，5名が修了式に出席，学習達成の証として修了証書が一人ひとりに手渡されました。

村岡学部長が「職務の傍ら時間を捻出し，勉学に励んだ修了生に敬意を表する」と式辞を述べ，修了生を代表し，地球科学コースの高橋憲康さんが「これからも折に触れ学習内容を振り返り，理解を深めたい」と答辞を述べました。高橋さんからは，講座期間中に苦労したことや，学びの楽しさ，通信教育ならではの面白みについてもお話しがあり，他の修了生が話の途中で大きくうなずく様子も見られました。

本講座は，科学技術に関する教養的な知識を得るための一般科学技術コースと，資源系，電気系等の基礎もしくは専門を学べるコースがあり，職務上のスキルアップや，生涯学習の一環として多くの方々が学んでいます。また，文部科学省認定社会通信教育講座としては，国立大学唯一です。