平成26年7月25日(金),モデルロケットの製作・打上げを通して,ものづくりの楽しさ及び科学技術への興味・関心を喚起することを目的に,創造生産工学コースが中学生モデルロケット製作・打上げ講習会を開催しました。本講習会は,秋田県委託事業として7月4日(金)を皮切りに県内8会場(大館・北秋田・能代・秋田・大仙・横手・湯沢・由利本荘)にて実施してきたものです。

 

この日は最終日にあたる秋田会場(秋田大学)での講習会で,参加者は18名。はじめに「宇宙とは高度何kmからか?」「どうしたらロケットはまっすぐ飛ぶのか?」といった理論や日本の宇宙開発の歴史と秋田県との繋がりについての説明などを聴講したあと,実際にひとりひとりがモデルロケットの製作に挑戦しました。約1時間半後,秋田大学野球場に設置した発射台から,全員が打上げを行いました。ロケットの高度や滞空時間,飛距離はさまざまで,ひとりずつカウントダウンをして打ち上げるたびに歓声が上がり,最後に落下地点へ行き自分のロケットを回収するときには笑顔がたくさん見られました。

 

※モデルロケット:木や紙,プラスチックなどで作られたロケットで、推進力に火薬を用いた専用のモデルロケットエンジンで打ち上げる。安全性が高く,これまで全世界で一度も事故は起こっていない。

 

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