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2022/12/21 秋田魁新報 1面 

警察庁のオープンデータのうち県内3年分を独自に集計・分析し,歩行者の交通事故が秋冬は春夏の2倍,午後5,6時台に集中していることを特集した中で,交通工学を専攻とする浜岡教授は,薄暮時間帯に歩行者が被害に遭う事故について「高齢の歩行者が,運転者から見て右から左へ横断するケースが多い」と指摘し,要因として▽歩行者は左から来る車のスピードや距離を判断するのが難しい▽車のヘッドライトは対向車に配慮した照射範囲になっているため,運転者は右側の歩行者を認識しにくいといった点を挙げました。

また,事故リスクが高い場所のハード対策に加え,運転者と歩行者がコミュニケーションを取る重要性を強調し,「歩行者が手を上げて横断することも,反射材を付けることも,運転者が手で合図を送ることも,いわば交通コミュニケーション。一人一人が意思疎通を心がけることで,不幸な事故を減らすことができる」とコメントしました。