本研究科 物質化学専攻の後藤 育壮 准教授が令和4年度秋田わか杉科学技術奨励賞を受賞しました。秋田わか杉科学技術奨励賞は、若手研究者の研究開発意欲を喚起することにより、優れた若手研究者を持続的に輩出するため秋田県によって創設されたものです。

 

受賞内容

研究テーマ 異種材料界面の挙動に着目した鋳造時の現象解明及び環境調和熱電モジュール・高効率ローターの低コスト製造への応用展開
研究概要 液体状態の金属を鋳型に流し込んで凝固させる鋳造は、自動車のエンジンなど、様々な金属部品の製造に役立っている。本研究では鋳造工程で異種材料が接触する際に生じる様々な現象のメカニズム解明を行い、その制御による問題解決や有効活用のための研究に取り組んできた。これらの取り組みは熱電変換モジュールや高効率モーター用部品の低コスト製造に繋がり、再生可能エネルギー関連産業における高付加価値製品の実現が期待される。

 

受賞時の様子

  

 後藤 准教授は、11月22日(火)に秋田県庁で行われた表彰式に寺境 光俊 理工学研究科長と共に出席し、佐竹 敬久 知事より表彰状と副賞(研究奨励金10万円)の目録を授与されました。佐竹知事からは、「大変興味深い研究だ。秋田の企業が活用していくことを期待したい。」とコメントをいただきました。

 

 メディア等掲載情報

掲載日 掲載誌等
2022/11/23 秋田さきがけ新報 3面 

※授賞式の様子は秋田県産業労働部の公式ツイッター「がんばっけさん」でも紹介いただいております。